フェロクロム

さまざまな炭素含有量に応じて、フェロクロムは高炭素フェロクロム（C含有量10％）、低炭素フェロクロム（C含有量0.25％）、マイクロカーボンフェロクロム（C含有量0.03％〜0.15％）に分けることができます。

 

フェロクロムの炭素含有量が低いほど、製錬が難しくなり、消費電力が増加し、コストが高くなります。炭素含有量が 2% 未満のフェロクロムは、ステンレス鋼、耐酸鋼、その他の低炭素クロム鋼の製錬に適しています。炭素含有量が 4% 以上のフェロクロムは、ボールベアリング鋼や自動車部品用鋼の製造に一般的に使用されます。